廃村少女 〜妖し惑ひの籠の郷〜

※18禁ゲームの話になります
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自分たちの青春時代「同級生」と言う美少女ゲームがあって目当てのキャラと恋愛を楽しみ恋愛対象となり関係を深めていく
そんな感じの流れでキャラのセリフがアニメの様に読み上げられ静止画が紙芝居の様に変わっていくイメージ
当時PCも無かったけど店頭パッケージは手に取ってみた事あって悔しい思いをしたいい思い出

社会に出てPC手に入れ、今まで美少女ゲームと言えば今は無きILLUSIONのソフトはたまに購入して楽しんでた位

去年PS5購入したはいいものの空き時間の使い方がちょっと手持ち無沙汰になってきたのもあったが
ふと興味が沸いた

それから時は過ぎ今や2024年

きっと壮大な進化をしているに違いない

色んなパートがアニメ調になってたり

セリフに合わせて口が動いたり

表情が滑らかに変わったりする?

美少女ゲームっぽいPV見たら結構動いている様にも感じて

普段PSのゲームしかしない自分はこういうゲームやってどう感じるのだろう?

感情移入するのか、ただ淡々とゲームするのか

実際どうなの?とオススメ作品調べたりしてみてやってみる事にした

と言っても触手出てきたり、一人の女の人を集団でよってたかってされるのも見てられないのでロマン感じるハーレム系を
と調べていた時に出てきたのが

萌えゲーアワード2022 イノベーション賞 受賞したエスクードさんが作成した

廃村少女 〜妖し惑ひの籠の郷〜

賞の内容はよく分らんかったけれど萌えゲーらしいし、きっと女性陣がよってたかって男を取り合うそんな幸せストーリーだと勝手に勘違いしてジャケットのみで入手決めたタイトルだった

「廃村少女 ~妖し惑ひの籠の郷~」OPムービー【OFFICIAL】

美少女ゲームによく見られる体のラインを強調したコスチューム

この辺の違和感はプレイしていけば愛着沸くのだろうか?

イラストを見て疑問を持ちつつ多分淡々と消化しそうな気はしていた

いざ新世界の扉を開く時!!

公式HP見ると背景の雰囲気にこだわった作品らしく、雰囲気は去年2023年12月7日にValve社のSteamにてリリースされたウツロマユっぽいのだろうか?

概要は淫靡な力と謎に満ちた廃村らしい

村の名前は「姫香村(ひめよしむら)」

登場人物が幾度も村の名前読み上げてくれるのだけれど読みなれない感じで中々頭の中に入らなかった村の名前

このゲーム通して香という漢字の読みに「よし」があるの初めて知りました

主人公は八雲 一樹

公式の説明見るに正義感の強い優しい好青年

高校生

伝統なり伝承を調べる部活の小旅行での出来事

部員の数は主人公含む8人

廃村からの脱出を目指しつつ、主人公たちは村で自給自足の生活をするらしくモンハンに似た採取とかあったりするかなと思ったけれどそんな事は無かった

どの様にこの村に着いたのか分からない設定で、冒頭湖で主人公が学生服を着た謎の少女に襲われる事から物語は始まる

もうお婿にいけないそんな襲われ方してた

で謎の少女は籠女と言い彼女は別れる時「ここは“かくりよ”。浮世を外れ閉じた花園。ここから出たいと望むなら、お選びください」と言われる

かくりよと言えば思い浮かべるのは三途の川

部員皆なんか大きな事故に巻き込まれたのだろうか?と思えどもどうしてその村に迷い込んだのかさっぱりだった

日常パートで学校、神社、診療所、道中を選択出来て色々巡り7人の部員と再会するも皆ここにどうやって辿り着いたのか記憶無い感じ

で仲間と再会する最中廃村の放置された家屋に挨拶するももぬけの殻

スマホはあれど圏外、GPSも使用出来ない不思議な村

かくりよなら仕方ないね

今の状況でどうやって夜を明かすのか気になっていたら、その当時の地主の家が物凄く状態良く残っていてそこを拠点にこの村からの脱出を部の皆で試みるらしい

「でかした明」と言わんばかりの演出は漫画彼岸島に通ずるものを感じた

拠点も決まり一つ屋根の下8人で雑魚寝する事になった主人公一向

ここで不思議な事が起こる

何に触れた訳でもないのにその夜女子部員が全員痴女化する

日常パートでの主人公とのやり取りは至って普通だったのに何でだろう?

高校生じゃなかったっけ?

性欲から来る体の火照りはあろうけれどそれが「性欲」って気付くだろうか?

等現実と比べ無茶ぶりあるなぁとプレイする

で脱出試みるも歩けど歩けどいつまで経っても村を抜ける気配がまるでない

登場キャラの設定は皆高校生

親御さん心配してそうと思った

最初の晩は皆お菓子等持っていてそれ皆で分け合う感じで過ごしていたが何も無い中どうするのだろうと思っていたらその辺の食べれる草色々と調理して食賄っていてとても逞しい感じはした

各ヒロインが色んな場所で火照りを鎮める為一人でふける様になる

おかずは皆主人公

そんなに想っているなら主人公に思い伝えれば良いのにと思った位

でもヒロイン皆日常パートで胡麻化してばかり

その辺は消化不良起こしそうになった

原因不明の火照りしずめる為だけに好きでも無いただの部員にワンナイト求めるのも気持ちの上で苦しいだけだったのかもしれんけれどね

主人公の体も当然火照りは出ており公式の説明通り持ち前の設定で何とかするのかと見ていたらとても強気で部員に迫り体重ね合わせてた

設定とは違い行為も言葉も凄くヒロインを責める

普段の主人公の設定生かしヒロイン達と境遇話し合って分かり合う様な展開あっても良かったのでは?と思わんでもない

この時点で自分の心境としては「選択を間違えた」とちょっと後悔するもまだ途中

最後までやる事にした

話勧めていく中で度々出てくる謎の痴女籠女

日常パート進めていくうち最初は欲求不満なのかと思ってた彼女が実は神様であった事が判明

神様と体重ねられるんだねと思ってたけど村自体がかくりよであるなら可能なのかも知れんと勝手に思っていた

話を進める中何でここにたどり着けたのかとか最初の7人の部員の痴女化の原因が村にある事に気付きちょっとなるほどなぁと感じた

村自体にそういう負の念が籠った設定って解決しても後引きそうだなぁとプレイを進める

最後は村抜けられるのだけれど自分がハッピーエンドに感じたのは一部だけでした

選択肢で分岐するのは王道の流れであるのだろうけれど、もうちょい伝承に対する謎解きやら採取やってみたかったなと思った

姫香村に足を踏み入れた事でその村の念にあてられクリア後のエピソードがあるのだろうし、登場人物が望んでハーレム状態になった訳では無いもんなぁ
主人公と登場キャラの面々の関係性みると自分の気持ちはもやもやした作品でありました

美少女ゲームって令和に入っても昔とほとんど変わらんのだなぁと思った
がっかり感と言うよりはPSのゲームみたいに立体的に出す必要もほとんどない分野なのかも知れん
これなら過去作に頼っても一緒なのかな?と思う様になりました

今回に至ってはハーレムと言う単語のみで絶対満足できると思い込んだ挙句何も考えず手を出した結果ちょっともやもやする結果になりました
思ったハーレムの形とは違ったので次の作品に期待して遊ぼうと思います